【栄冠ナイン】尼崎第三高校の夏【2021年】
桜舞う、春4月。
1人の男が、とある高校の野球部監督に就任した。
目指すは強豪、そして名門。
彼が率いる野球部に、これから一体何が待ち受けているのだろうか。
ここから新たな歴史の1ページが始まる。
いざゆかん・・・
全国制覇という名の栄冠を勝ち取るために!
(栄冠ナイン冒頭より引用)
4月8日(入学式)
今日から尼崎第三高校の監督としての日々が始まる。
マネージャーから簡単な説明を受け、まず初めに
全3年生をレギュラーから外した。
その姿はさながら漫画『GIANT KILLING』の達海猛のようであるが、そこにはなんの奇策もなく、ただただ3年を切っただけである。最低だなこいつ。あとCPU操作時に交代で出されないように途中交代機能をOFFにしておく。ホント最低だなこいつ。
7月2日(夏の県大会)
いよいよ夏の県大会がはじまる。3年生にとってはこれが最後の大会になるので、悔いのないように精一杯頑張って欲しい。
一回戦の相手は兵庫高校。前評判はCでウチからすれば格上だが彼らを信じるしかない。
負けた。
7月23日(練習試合)
24日から29日までの合宿に先駆けて練習試合を行う。非公式ではあるが新チームになって初めての試合だ。
相手は伊丹西高校。総合戦力はE。1回に先制点を取ったのは良かったが、2回5回9回に点を取られこちらもヒットを打つがなかなか点に結びつかず9回裏の時点で4-1。
9回裏の攻撃、なんとか1点を返しツーアウト満塁でバッターは4番岩下。
この男が主人公みてぇな本塁打を決めなんとか初戦を白星で飾った。俺こいつのこと好きだ!!!
この調子で合宿でも皆成長して行って欲しい。
合宿ではセカンドの多田が対左投手Bと満塁男(安打)、レフトの雑賀がサヨナラ男、エースの庄司が牽制○と対強打者○を獲得。そこそこの成果を得ることが出来た。
9月13日(秋の県大会)
夏休みの間は特に大きな出来事もなく秋大にむけて日々練習を重ねる。そして迎えた9月13日、いよいよ秋の県大会が始まる。これに2勝すれば地区大会へ進み、そこでまた2勝すれば春のセンバツの切符を確実なものに出来る。
一回戦の但馬学園を最高の笑顔で撃破すると迎えた2回戦は夏の大会で敗れた兵庫高校も4-2で撃破。去年の雪辱を晴らし地区大会にコマを進める。それにより評判が弱者からそこそこになり進行アイコンも増えた。
あと岩下が馬鹿みたいに打っていた。投手陣もエースの庄司を8回まで投げさせて9回は1年生の梅沢に投げさせ経験を積ませることが出来た。
10月19日(秋の地区大会)
間の練習試合にも勝利しいよいよ地区大会。対戦相手の吉野高校は前評判Bだが、なんとか勝ってセンバツの可能性を残したい。
1回こそ先制点を取れたがズルズルと点を取られ庄司も6回には完全に捕まってしまう。逆にこちらは4番がチャンスの場面で凡退するなど点につながらず11-4で敗れる結果となった。
・今回の秋大のスクラップブック
11月〜3月(シーズンオフ)
シーズンオフは基本的に動きがそこまでないのでダイジェストで紹介していく。
11〜2月はスカウトが出来るようになる。尼崎第三の評判はそこそこなのでまだ県内しか声をかけれないが良い選手がいたら積極的に声をかけて行きたい。
越後、豊岡から良い返事を貰うことができた。白坂も獲得できたらサードのどちらかをコンバートして使っていきたかったが白坂くんからは難色をしめされた。残念。
特別練習で岩下が威圧感を手に入れた。こいつマジで期待できるな。
逆に合宿ではなんとか泉谷にキャッチャー+2をつけようと4回くらい踏んだのだが全部失敗した。
あとは岩下と泉谷に彼女が出来たり玉山が練習器具にイタズラをしたり今年卒業の3年生の6人中3人がならずものになったりした。
4月8日(入学式)
スカウトした豊岡と越後が入学してくれた。特に豊岡くんはかなり期待できるので頑張って行って欲しい。一般入試組は長瀬くんが1DDFFFFとそこそこの数値だったので期待したい。それ以外はあんまり……ちょっとアレすね…
豊岡くんをサードに迎え入れる。長瀬くんをショートで経験を積ませようかと考えたがとりあえず夏大終わってから考えようと思う。そもそも来年めっちゃ良いキャッチャー入ってくるかも知れんし。
ベンチの平尾と青木は代打要員として使っていくのでミートとパワーをとにかくあげて行こうと思う。
この新体制でなんとか夏大に勝って甲子園を目指す。
次回の栄冠ナイン【栄冠ナイン】尼崎第三高校の夏その2【2022】 - ろまんのヒミツ部屋